発酵料理家たやまさこです。
5月に紫香楽ラボさんからお預かりした容器。
ポリ容器と紫香楽ラボさんの容器で、同じ条件でぬか床を始めました。
1紫香楽ラボさんの容器は1週間で、美味しく漬かるようになり、糠が分解されているのかキメがとっても細くなってました。
2ヶ月経っても、紫香楽ラボさんの方が角がなく美味しく漬かっています。
が、この暑さで、過発酵したり、糠床に必要な野菜の量と食べられる量とのバランスが悪く、乳酸発酵しなくなってきたり、塩が足りなかったり。
古漬けになったきゅうりやナスを全て出して、鮒鮨の残っていた尻尾の部分を入れて、塩を足し、水っぽくなっていたので糠を足し調整。
2日後、自分好みのぬか漬けの味になりました。
古漬けはスライスして
何度も水にさらし
水気を切って、酒・みりん・ジャコ・鷹の爪・醤油麹で「贅沢煮」にしています。
これだけ猛暑だと、ぬか床の中に手を入れると、生温い(笑)
温度によって活動する菌は変わるだろうし、乳酸発酵のバランスを保つには、糠の状態を読み取れて、自分なりに工夫が出来るようになると、自分好みのぬか漬けが漬けられますね。
発酵は暮らしの中に。