発酵料理家たやまさこです。
マキノ上開田にあるたらいち邸さんで開催された「ウグイの熟鮓ワークショップ」に参加させていただきました。
4月はうぐいの処理を学び→☆
今回は本漬け!
塩漬けされたウグイを洗う作業。さっさと洗うだけで、鮒とは違い洗うのが楽ちんでした。
(鮒は皮が綺麗になるまで、たわしで念入りの洗います)
水気をしっかり拭き取る。ここでしっかり水気を拭きとっておかないと、臭みや雑菌繁殖につながります。
美味しく漬かるためのポイントさえ抑えれば、あとは微生物達の働きにお任せする。
先人の知恵は本当に素晴らしい〜。
ご飯と米麹を少し混ぜたものをお腹に詰めて。
二重にした袋の中にご飯を敷き詰め、ウグイを並べていきます。
手水は吉田酒造さんの日本酒。
今回は初の水張り仕込みに挑戦!
水張りは表面に色々虫やカビなどがやってくるそうで、水を変える作業があるんです。
以前見せていただいた、ウグイ熟鮓の樽の表面。(拡大しています)
お昼はかまどで炊かれたごはんと、かまどで茹でられたとうもろこし、ウグイ熟鮓、鶏の炊いたん
囲炉裏の炭でお味噌汁
美味しくいただきました。
たらいち邸さんは、手入れされた空間がとても心地よく、一棟貸しもされてて、五右衛門風呂や流しそうめんなど、色んな体験も出来るんです。
こうやって、暮らしの中の発酵に触れられる高島。
これからも、色んなことを地元の方に教えていただきながら、高島の想いのある皆さんと、次の世代へとバトンを渡せたら良いなぁ〜と思います。