発酵料理家たやまさこです
先日、たいさんじ風花の丘さん主催、鮒ずしを味わい尽くす会にて、鮒ずしを使ったお料理を担当させていただきました。
鮒ずしはそのまま切って食べることが多いと思うので、味変に
以前ひさご寿司さんでいただいた、鮒ずしにわさび
徳山鮓さんでは鮒ずしにはちみつをかけて万人受けする味だったので、今回取り入れさせていただきました
鮒ずしの周りについているご飯、飯(いい)を使って、牛乳で煮たニンニク・飯・オイル・塩・胡椒でバーニャカウダー
炒めたきのこはキノコから出た水分と炒め油で乳化させ、うま味に変えて、牛乳を加え煮るだけで、クリームスープの完成
乳化のポイントは塩麴きのこディップ参考にしてください
クリームチーズに飯を混ぜ、リンゴに挟んでデザートに
皆さんご自慢の鮒ずしがずらりと13皿並びました
メモにはどこで漬けて、どの時期に仕込み、どれくらいの期間漬けたなど詳細が!
同じ味はなく、香りもお味も様々、一度にこんな沢山の種類を食べる機会はなく
これぞ食べ尽くす!
器は去年に引き続き工芸ギャラリー イム ・フェルトの伊東さんがご協力くださいました
お料理が良く映えます
食事の後は、鮒ずしとその歴史背景の話し手に世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」の広報大使を務める青田朋恵さんのお話
「琵琶湖システム」は、琵琶湖・森・川・
森・川・水田・湖に育まれる漁業と農業が織りなす「
「
鮒ずしについて大学生を対象に県外にどれくらい知られているか?食べたことがあるかなどのアンケート結果が秋には発表されるとのこと!
伝承は次世代に受け入れてもらえないと、鮒ずしの食文化も危機を迎える。
食べなれない・食べにくい・鮒ずしは臭い・酸っぱいと美味しくないイメージを持ってる方も多いので、鮒ずし飯を色んなお料理に忍ばせて、これが鮒ずし⁉これなら食べられるかも?と思っていただけたらと思い、今回洋風で簡単にできるレシピにさせていただきました。