発酵料理家たやまさこです。
先日冬に仕込んだお味噌を、一緒に作った方々と開封しました。
香りだけでも美味しいのがわかります!
綺麗なたまり。
酒粕を取ると、美味しくできたお味噌~
今回子供たち(3~5歳児)が仕込んだお味噌
セラピストメンバーさん
お酒大好きな方々
大人も子供も混ざって仕込んだお味噌と
仕込んだ時期も違いますが、同じ材料・同じ塩分濃度なのに味が全く違うんです。
どの樽もおいしくできてましたが、一番塩角がなくまろやかだったのが、お酒大好きな方々の樽でした。
自分達が纏っている菌達によって何かしらの作用があるのかな?
発酵は同じにならないから面白い!
お味噌開封の儀が終わり、発酵料理を色々お出ししました。
ファンが多い発酵グリーカレー
塩麴キノコディップ(うま味)・旨辛醤(辛味)・鮒ずし飯ナッツディップ(酸味)あえて味を完成させず、発酵ディップを入れて自分好みの味に仕上げていただきます。
提供されたものではなく、これを入れたらどんな味になるんだろう?入れて味を確認して変化を楽しむ。
脳と舌が刺激され、想像力が高まって味の記憶が増えていきます。
これってとても大切なことだと思うんです。想像力は知恵と工夫に繋がっている。
私が普通の発酵料理教室を開催しないのは、私が得意とするのは想像力や発想力を広げる提案なんです。
自分で感じて考えて、想像するものを作り出せる醍醐味を味わっていただきたい。
最近火鉢で野草茶を煎りお茶を淹れて味わう体験もしていただいています。
先日市川孝さんのお茶の会に参加させていただき、ほうろくと急須が合体した作品を購入させていただきました。
お茶会で体験させていただいた野草茶の楽しみ方を、さっそくお味噌開封の儀のご参加の皆様と楽しみました。
発酵舎mammaで採れた野草(よもぎ・ドクダミ・柿の葉・桑の葉・みかん・えごま・しそ・お茶など)
いただいたレモングラスや、生のハーブを煎ったり、煮だしたり、それぞれの思うように。そしてみんなでシェアする。
良い悪い、美味しい不味いではなくて、味を味わう、自分の好みや苦手がわかるただそれだけ。
心が豊かになる時間
カラダの隅々まで何かが行き渡ったような感覚
幸せの余韻が続く
そのようなご感想をいただきました。