発酵料理家たやまさこです。
へしこひと樽漬けるワークショップが始まりました。
いつもなら7日間塩に漬けた鯖を使ってましたが、今回は本漬けの日程を5日間設けたので、塩漬け4~7日となりました。
こうなると、糠に入れる水分の調整を見極める必要があります。
鯖から出るエキスが、まだ鯖に残っているので、糠に入れる水分が変わってきます。
どれくらい入れればいいですか?と質問いただきますが、糠の状態・湿度・混ぜ方で変わるので、糠を握った状態でお伝えしています。ここを読み取れるか?見極められるかがポイントになります。
この見極める力は、何のためにその行為をするのかを理解する。自分が何を理解できていないかを知る、そして調べる。
こうやって私はオリジナルを生み出すことができます。
尾が糠から出ないようにする意味、工夫。
縄の編み方や使う意味
へしこは鯖・塩・糠で漬けられます。
美味しく漬かるように、様々な工夫をしています。
鯖の処理、使う塩・糠、とことんこだわっているからの美味しさなんです。
鯖をさばくところから体験された方々は、この手間のかけように驚かれます。
工程の意味をきちんと理解することは、何を目的にして、何が必要かがわかってきます。
へしこを漬けるということが、日常の判断力や見極める力、工夫へと繫がっていくんです。
そういうヒントもワークショップではお伝えしています。
次回のへしこワークショップ2月上旬に予定しています。この会がこの冬は最後となります。
ご希望の方は連絡ください。