発酵料理家たやまさこです。
在宅介護を始めて3ヶ月が経ち、栄養バランスの大切さを実感しています。
この3ヶ月、タンパク質もバランス良く、肉・魚・豆類(卵・乳製品)を1日の食事で取り入れる。
もちろん消化されやすいよう調理して、毎食ぬか漬けとフルーツ食べてます。
ご飯の量は2ヶ月まではお茶碗に半分でしたが、起きている時間が長くなると、その量ではエネルギーが足りない気がして。
なぜかと言うと、「入れ歯外して容器に入れて」と伝えると、目の前の容器に入れるのがわからない。夜になると認知機能が落ちたんです。
糖不足?と思い、朝に甘酒をプラス、そしてご飯の量をお茶椀に軽くいっぱいにして、タンパク質量を十分摂って。
母にとって、1日使えるエネルギー量が食事で摂取出来ているようです。
会話も弾むように。
胃が1/3しかないとは思えない食欲!
この量を
お味噌は残しましたが、あとはぺろりと。
発酵は素晴らしいです。ですが発酵を取り入れるから、このように改善していくのではなく、食材が消化吸収されて栄養をきちんと摂取してるから、発酵が活かされるんです。
私も発酵を学んで取り入れた頃は、「発酵が免疫力upしてくれるし、腸内環境も整って、美腸!菌活!」って思ってました。
甘酒で(発酵)で免疫力upとか、腸内環境が整うとか…。結果そうなるかも知れないけれど、栄養取ってるからこそだったんです。
体調が良い時って、栄養もそこそこ摂取してるんだと思います。
病気をした母、手術した病院→リハビリの病院→退院したものの(これで退院して良いの?って感じでした)次の日には低栄養で地元の病院へ。
7ヶ月半の入院生活。
口から食べられているけれど、量が少なく、十分な栄養が吸収されないので、小分けに食べる指導もしていただきました。
毎日毎日毎日、消化吸収良くした発酵料理を食べて、ほんと元気になりました。継続は力なり!ここ最近お天気が良いと縁側でご飯食べてます。
そしてなんと!頬に大きなシミがあったんですが、どんどん薄くなって。
洗顔も化粧水も美容液も使わず、食事で内側から綺麗になっていくんですねー。
便の色も茶色になって来ました。バナナう○ちの出が悪い時は、ヨーグルト・バナナ・甘酒(消化吸収良くした黒豆を入れることも)をミキサーにかけて飲んでもらうと、母の場合はいい感じに、排便コントロール出来ています。
母を元気にしてあげたい!私が培って来た事が、こうやって実践の日々へ。
在宅介護で発酵料理を取り入れてる方も少ないと思います。
このブログを読んでくださってる方々から、参考になりますとメールをいただいたり。声をかけていただき、母と私の経験が、何かのお役に立っていたら嬉しいです。
自分の体のために、毎日何を食べるか?それが出来るのは自分自身。
目新しい事ではなくて、毎日続けられる事を自分の為にする。
私達の体は食べた物で出来ています。
“発酵を取り入れた在宅介護を始めて3ヶ月” への2件のフィードバック
お母様、にこにこで召し上がってらして。
リビングにいた誰よりも透明感のあるお肌をされていたので、ぴかぴかのお肌ね!ってお話ししました。
そしたら、美味しいねん、って。
何という返し。
美味しいってすごい、をいつも見せてもらっています。
くり さん
ありがとうございます。
毎日穏やかな時間が流れてます。
幸せの循環の中の美味しさ。