発酵料理家たやまさこです。
栄養補給にもなる、発酵ポタージュスープ。
今回は同じ食材を、オーブン焼きしたものと、蒸したものとで、どう味が違うかも味わっていただきました。
どれが正解ではなくて、自分がどういう味に仕上げたいのか?
調理方法で味が違う事を理解しておくと、自分好みの味に出来るんです。
うちのお教室ではレシピはなく、感覚を身につけていただく事を重視しているので、味見をその都度して、変化を体験していただきます。
蒸したカボチャと焼いたカボチャの発酵ポタージュスープ。
蒸したジャガイモと焼いたジャガイモ発酵ポタージュスープ。
色々キノコとブロッコリーの発酵ポタージュスープも作りました。
あえて、発酵を止めず、時間で味が変わっていくことも体験!
あれ?ジャガイモ発酵ポタージュスープさっき食べた時より、甘くなっている?
それはデンプンを分解して甘くなってきたんです。
分解するとは!を知っていると、なぜ火を通すのか?そのままにする時の注意点を理解できてるって大事なんですよ〜。
生甘酒を使ってドレッシングやタレを作る場合も、味が変化するんです。味の変化は良い方に働けば良いですが、味の劣化や腐敗にも繋がることも。
発酵ポタージュスープを仕上げていただいてる間に、おからサラダ
カラフルなお野菜をオーブンで焼いたり色んな食感を楽しめるサラダ。
ドレッシングは鮒鮨飯を使いました。
縁側で外を眺めながら、ランチ。
いつもお伝えしているのは、日常で毎日取り入れられる、発酵を続けていただきたい。
「発酵発酵」って特別な事にした方が、集客やビジネスにつながるのも知っています。
そして、発酵は素晴らしいけれど、一つの要素にしか過ぎない。特別にしちゃいけないんです。
在宅介護で介護食を毎日母に食べさせて気づいた事。
それは、必要な栄養を毎日取ること。そこに発酵を取り入れて、消化吸収upや、発酵の過程で機能性成分が生成されて、健康につながっていたり。
全てはバランスなんだと感じています。
消化吸収良くするために、麹を使う「発酵料理」
母の肌艶、ポータブルで排便が出来るようになり、先日はリハビリで何ヶ月ぶりに歩行も出来るように!
その全てが物語っています。
来年1月には、発酵料理をご家庭で活用していただけるオンライン講座を始まります。