発酵料理家たやまさこです。
「健康で長生きの秘訣!発酵食品の魅力」の講演依頼を受け、本日、手原まで行って参りました。
80代の両親と住んでいて、実感している事。
自分の為に、どう暮らして来たか?が現れる。
一代仕事を頑張ってきてくれた両親。食事に気をつけたり、筋力が衰えないようにとか、ストレスの対処とか、後回しだったんだろうなぁ〜。
年齢と共に、消化力や代謝など落ちていくからこそ、自分のために何を食べるかがとても大切だと思います。
小腸で吸収されるくらい分解出来ること。
よく噛む事も大切だし、私のように元々消化力が弱い人は、麹の分解酵素を活用したり方法は色々あります。
消化吸収、出せる体である為には、食事だけではなく、適度な運動も大切です。
自分のための食事、自分のために運動、自分のための睡眠。そして生き甲斐。
分解の意味が伝わりにくいので「八宝菜やあんかけそばなど、片栗粉でとろみをつけた料理を食べていると、とろみがシャバシャバになるのは、片栗粉のデンプンを、唾液の酵素が分解してシャバシャバになっている」とイメージしやすいお話をさせていただきました。
その分解が体内でも行われている。だからよく噛んで食べる、腸内環境を整える事の大切さをお伝えしました。
乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖を食事に取り入れていく。
私の場合、アレルノン(乳酸菌)バナナ(食物繊維、オリゴ糖)セロリや青菜(食物繊維)甘酒(オリゴ糖)のスムージーとか
乳酸菌には○○、食物繊維は○○、オリゴ糖には○○と、方程式のように、色々置き換えて取り入れています。
発酵食品はすでに消化しやすくなっているし、日々の食事への取り入れ方と注意する点(納豆とか食べすぎに注意)もお伝えして。
塩分が気になる味噌汁についての質問もいただき、何の塩が使われているのか?もポイントになります。
手作りや市販のこだわりのお店は別として、原価や販売価格を考えると、どういう塩かは想像できますよね。購入できる価格もあるし、何を使うかはその方の判断で。
夏には味噌湯を是非~とお話もさせていただきました。
私は排除食はしていなくて、自分の体にとってどうなのかを基準にしています。
自分の体に負担がかかったなぁ~と思えば控えるし、どれだけ体に良いとされていても、とあるオーガニックカフェで飲んだ豆乳ラテで、反応が出ました(苦笑)友達曰く、胚芽毒かもねぇ~でした。
その時の体調にもよるので、もう豆乳は飲まない~ではなく、また飲みますけど(笑)(アレルギーがある場合は別として)食べたものが消化吸収排泄できるカラダでありたい♪と、私は思っています。
お話していくうちに、うなずいて聞いてくださる方が、どんどん増えて、嬉しかったなぁ~。
80代の両親と住んでいて、感じている事・実践して結果が出た事、今まで多くの方に発酵料理を召し上がっていただいて実感している事、学んで実践して納得がいったこと、すべて経験からのお話。
やってみないとわからない、やり続けるから、自分の言葉で伝えられる。学んだあれとこれが繋がって、自分の学びが深くなっていきます。
講演の機会を頂けて、パワーポイントを作り、それを使ってお話させていただくと、より分かりやすくするためには?が明確になって行きます。有難い経験をさせていただいております。