発酵料理家たやまさこです。
高島には畑という、標高300~400mの山腹にすり鉢状に広がる棚田百選にも選ばれている地区あります。
そこには「畑漬け」という乳酸発酵させてたお漬物があるんです。その地区でしか、その味にならない究極のお漬物!
今日は澤井さんに、畑漬けの極意を教えていただきました。
使うものは、鷹の爪・あく抜きした赤しそ・シシトウ(万願寺)・シシトウを茹でた汁・塩・寒の水です。
鷹の爪と赤しそはそれぞれ袋に入れて
サッとゆでたシシトウも袋に入れて
容器に切った野菜を入れて、冷ましたシシトウの茹で汁と寒の水を入れて、野菜がひたひたに浸かるくらいにして、塩を入れる(海水よりちょっと濃いめくらい)液体の中で、赤しその袋をもむ。上から落とし蓋をして重しをする。
材料はシンプルですがポイントは①毎日数回混ぜる②味が薄くなったら塩を足す③漬け汁がひたひた以上になったら減らす。
気温によって左右され、水や空気よっても漬け汁の中の菌が変わってくる。
だからこそ、やってみたい♪うちの漬物小屋でどう育ってくれるのか?ワクワクです~。
毎日出して追加して、うちだけでは食べきれないと思うので、お裾分けします。漬ける野菜と物々交換しましょう~。
7月28日(土)午前中に澤井さんちの畑漬けを見に行ってお話をお伺いして、その後、畑地区を散策しながら自然にふれたいと思います。
28日18時から高島おどりが開催されますので丸一日高島を満喫しませんか?
畑漬けの合間に♪
澤井さんがずんだもちを作ってくださいました。
もち粉に水を混ぜて、団子にして茹でて
上につぶした枝豆あんををのせて~おいしかった~。
お茶うけに、畑漬けのなすび!去年漬けたものを初めて冷凍してみたんよ~と沢井さん。
茄子はアクどいし、肌にぶつぶつが出来る人もいるからなぁ~あんまり食べんのんや一つ一つの仕草やお話がとても可愛らしくって、こんな風に年を重ねていきたいなぁ~と思いました。
高島の空気・緩やかな時間・広い空・美味しい水・心の触れ合いがある高島です。