発酵料理家たやまさこです。
在宅介護が始まり3年経ちました。
まだ3年?というくらい劇的変化の母
2020年9月18日撮影
この頃はほとんどベットで過ごしてたなぁ~体重34キロ!ひ弱な感じ(笑)要介護5
今や3年でこの貫禄!42.6キロになりました。現在要介護2
食事の量も少なかった!この量が食べられず
今はこの量を完食してます。
この3年やってきたことは、
○弱った体にどう栄養を吸収させるか
麹の分解力を活かし、栄養吸収されやすく調理をする
塩分取りすぎず味がマンネリにならない工夫しています
○落ちた筋肉をどう戻していくか
肉・魚・豆類などのたんぱく質を消化されやすく調理した発酵料理と、日々少しずつ出来る事をやり続けました。
例えば退院すぐは、座っている時間を少しずつ長くしたり、寝ている時間が長くても起きたら洋服に着替え、寝るときパジャマに着替える。かぶるパジャマではなく、ボタンを自分で留める。これも指のリハビリになりました。
日常での自分でやる動作を増やす。これ大事です。
○認知機能をUPするには
食事は縁側で景色を見ながら。
鳥が飛んでいたり、鳥やカエル・虫たちの鳴き声が聞こえたり、きれいな花が咲いてたりり
見る→脳が認識する
これって脳の刺激になていたと思います。
体力がない時はTVを見ることもできなかったんです
季節の変わり目には認知機能が落ち気味になるので、食事やおやつで脳の栄養(糖)を多めにしたり、かるたや塗り絵の時間を増やしたり、足の反射くマッサージをいつもよりしっかりやったり。
やり続けた結果、少しずつ出来ることが増え、今に至っています。
在宅介護に専念すると、自分の時間に制限がかかるけれど、だからこそ自分と母と向き合えたと実感しています。
6年くらい経ったような濃厚な3年。
私と母の在宅介護録がいつか誰かのためになると嬉しいです。
いつか必ず終わる命
今を大切に