発酵料理家たやまさこです。
レシピもなく、ただ炭火で食材を焼きながら向き合うという抽象的なご案内にも関わらず、ご参加くださった感覚の皆様と良い時間を過ごさせていただけました。
ありがとうございます。
食材をどのように焼いていくのか?
例えばジャガイモをホイルに包んで焼く
ジャガイモを包む時ホイルの厚みが均等になってなくても包んだ
均等に焼き上がりるイメージをしてホイルの厚みを気にかけて包む
なす・エリンギ・油揚げ・ソラマメ
油揚げはパリしっとり焼くには?
ソラマメはジューシーかホクホクに焼く?
なすはどう焼けばいい?炭火の加減は?
焼いている時の音・香り・ちょっと触って確認
食材に何となく火を入れるのではなくて、自分がどう仕上げていきたいのか。その為にはどうすると良いのか?
鶏の白子やきんかん、レバーも焼いて
お茶の葉・すぎな・ヨモギ・柿の葉・桑の葉・ローズマリー・レモンバーベナを
火鉢の上でほうろくで煎ってお茶を淹れたり、それぞれブレンドが違うので淹れる度シェア
どこまで煎るのか?どこまで煮出すのか?すべて自分の判断
どれが正解とかなくて、このくらい煎って煮出すとこういう味になるんだ~の体験を増やす。
今の時代、経験を積むことや、学んでインプットはするけれどアウトプットを人前ですることは少ない気がします。
炭で焼くことを通して、これくらいでいいかなぁ~と相談したり、これくらいとはどんな感じを求めてますか?と私が問いかけることで何となくから、ご自身が求めていることを認識していただく。
これって人生も同じなんです。
自分がどう在りたいのか?を焼くという行為から見つめる。
そして味わい記憶していく。
へしこは焼いたお餅にバターと一緒に挟みのりで巻く
去年夏漬けた鮒ずしは、そのままと炙って
濃い目に取った昆布出しですまし汁に
鼻から抜ける香り、口の中で広がる美味しさ、染みわたりカラダが喜ぶ
心が満たされていく
炭火の遠赤効果もあって、温泉入っているような心地よさと癒しの時間
次回は6月17~19日に予定しています。
(金曜日と土曜日は母デイサービスですが、土日は居ますのでお世話しながらとなります)