発酵料理家たやまさこです。
腸内環境がとてもいいですねぇ~と施術家の方などがおっしゃってくださるんですが、実はたくさんの発酵食品を摂っているわけではない私。
日々、発酵調味料で仕込みをしたり、へしこや鮒ずしを取り出したり、ぬか漬け混ぜたり、土を触ったり、色んな発酵食品が家に置いてあったり、空気中にも様々な菌達が居て一緒に暮らしているんだと思います。
常在菌のバランスが良いと、便秘解消や睡眠の改善、免疫力アップ、美肌・美髪効果、アンチエイジング……と、全身にさまざまなメリットが期待できると言われていて、私はストレスにも強くなり、思い込みが紐解かれていったような気がします。
家族から「もし〇〇になったらどうするんだ」とよく言われました。起きていない事への不安・・・。
何かあった時の想定は大切かも知れないけれど、不安をインプットしてしまった私。
インプットさせられたと思い込んで、牢獄に閉じ込められたような不自由さをずっと抱えてきましたが、発酵を暮らしに取り入れて、最初は消化吸収されやすい発酵料理で、食べられる量が増えて、消化力もあがり胃もたれがなくなって、よく眠れるように体が変わってきたなぁ~という感じでした。
それと同時に、自分の思考や行動パターンを俯瞰するようにしたら、ますます腸内環境が良くなったような。
発酵を暮らしに取り入れて、腸内環境も整い健康に繋がり人生変わりました♪ということをよく聞きます。
その先がある事に気づきました。
発酵を取り入れて人生が変わりだしたその先へは、一人一人人生経験の違いによって掘り下げていくものが違ってくる。
思い込みや親からか引き継いだ感情や思考パターン、怒りや悲しみの封印などが解消されると、何の心配もいらない本当の心の豊かさに満たされて、幸福感が溢れまた満たされる。
自分も家族も友人達にもその幸福感は伝染して、幸福感が菌達の営みのように分解し人に有用な作用をもたらしてくれる。
一人一人の幸福感は地球の平和に繋がるんじゃないかな〜。
発酵を取り入れる→腸内環境改善される→日常でストレスを感じる→腸内環境が落ちる→発酵を取り入れる→腸内環境が改善される→日常でストレスを感じる→腸内環境が落ちる・・・の繰り返し
日常で感じるストレスが改善されないと、三歩進んで二歩さがると効率が悪いんじゃないか?
とことん自分に質問しました「なぜそう思うの?」
自然の営みに沿うように。
飲み込んでしまった気持ち、傷ついた事、我慢した事、代々続くパターン、仕方がないとあきらめた事などを掘り下げて、分類して外に出す(言葉にして)作業をやり続けました。
そうすると、無理だと思っていたことが見事に次々と好転したんです。
靄がかっていたものが晴れると、閃きや直感、タイミングの良さ、言葉を持たないものとの意思疎通がますます日常化して、感性豊かな方々が私が作るお料理の質がすごく良くなって「美しい味」と褒めてくださるように。
私は味覚を線で感じるんですが、それは人の表情にも当てはまる。
日々小さな我慢が積み重なると、顔は平面や大きくなったり長くなったり。
イキイキしている方は顔が立体で透明感があり光っている。表現難しいですが、内面って醸し出されますね~。
我慢が悪いわけではなくて、何に対して嫌だと感じ、自分に負荷をかけているかを俯瞰する「内観」
人生色々経験してきましたが、難しく考えているのは自分で、行動しないのも自分で、ストレスを回避するために人と交流したり、充実感を求めたり、一過性のことって消えていくんですよね~だからまた外へ刺激を求める。
介護をしていると、どれくらい時間が残されているのか?が身近にある分、いつかではなくて、今!取り掛かるようになりました。
取り掛かれる人は取り掛かれば良いし、嫌な人はしなくて良いし選択は自由です。
どう在りたいか?
天に召される時、思いっきり人生楽しんだぁ~でありたい私です。