発酵料理家たやまさこです。
2年事にイベント参加して漬けていた鮒鮨。今年は自分で漬けてみることに。
前日からお米を洗い、母の身支度の準備をしながら2升のごはんを炊いて。
冷ましている間に、中村水産さんのところへ塩切り鮒を買いに。
鮒の舌や、内臓の中の塩を取りながら洗い、皮がブルーになるくらいタワシで磨きます。
3人で磨きながら、洗うスピードがちがう!
なんと、座る高さによって、腕の稼働率や力の入り具合が変わって、磨き時間が短くて綺麗に出来る事を発見!
綺麗になったら、えらの所にペーパーを詰めて、中の水気もしっかり取ります。
木にロープをかけて、風が当たる場所に干しました。
樽にごはん・鮒・ご飯と詰めます。ここで隙間がないようしっかり詰めていきます。(へしこの要領と同じ)
鮒鮨を漬けるイベントに何度か参加させていただき、気をつけるポイントがつかめてきて、完成がその答え合わせに
終わった後、魚臭くならない工夫。洗い場は買い足しではなく、あるもので工夫をする。
なぜこんな風に知恵を出せるのか自分でも不思議ですが、昔の人もやっていた、当たり前のことなんだと思います。
食べるから作る。
作るから食べる。
作って満足ではもったいない!
漬ける、発酵の過程、自分の漬けた味へと繋がっていますね。
今回漬けた時のポイント
・鮒の中に残っている塩や内臓。舌などは綺麗に取り除く。
・鮒の皮を綺麗に洗う。
・干して水気をしっかり乾かせる。
・ご飯をしっかり樽の中の隙間がないよう詰める。