発酵・暮らし・想い

へしこに使う鯖の処理について

発酵料理家たやまさこです。

へしこを漬ける時期になり、京都の中央卸市場までの買い出しのバイトをお願いして、朝7時前に安曇川を出発。

軽トラの荷台に一杯の鯖ケース。

帰宅後、カチコチの鯖を処理しやすいようぬるま湯に漬けて戻す。

 

口から入れエラから出すのに、割り箸は27㎝以上必要なんですが、今の割りばしは24㎝&材が折れやすくって、探しに探して竹の27㎝を見つけ。

でも割り箸が細いので、腕力がないとツボ抜きできないんです~。

と!救世主登場です。向坂典子さんが竹で作ってきてくださいました。知恵と工夫をいっぱいお持ちなんです。

きちんと手間にお支払いをするのが私の流儀です。お金の循環は淀まさない。

 

ツボ抜きしやすいように、長さは30cm、持ちやすい太さで作ってくださいました。そして短い方は、骨に沿ってある血合いを取るための串!凄いでしょう~。

ツボ抜きして、背開きして、血合いなど臭みになるものを全て取り除き、口を下にして臭み抜きをしてから、塩に漬けてます。

この工程をしっかりしないと、美味しく出来ないんです。

そして、鯖は脂が乗っている方が、美味しく漬かります。

下処理のキッチンは生臭く、お湯で洗い流すと、タンパク質が固まり生臭さが取れないと、向坂さんが教えてくださって、今回は水で流し新聞で拭き取る作業に。

知恵って素晴らしいですね。

私のイベントやお教室に参加してくださる方々は、自主性をお持ちで、協力をし合い知恵と工夫を共有。

ワークショップはきっかけです。そのきっかけを自分の暮しで続けていく。

そういうことを求めていただいてるのかな?と思っています。

今回下処理した鯖は、全てご予約いただきました。

あと一回2月頃、へしこワークショップ開催予定しています。

たやまさこはこんな人

発酵料理で腸が整い、幸せホルモン「セロトニン」でHAPPY喜びに満ちた発光・発酵する人を増やしたい!私たちの幸せを地球の幸せにつなぎたい!

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