発酵料理家たやまさこです。
二日間で総勢30人以上の方が集まってくださって、荒れ放題だった畑やその周辺が綺麗になりました。
お手伝いいただいた皆様、ありがとうございます。
今回の呼びかけに、古くからの友人、何度かmammaに来てくださった方、投稿を見て初めて来てくださった方。そして沢山の子供達と共に、畑の菊芋が掘りおこされました。
菊芋掘りおこし、畝を作って欲しい。
飛んだ物置を移動できたら〜。とざっくりな希望を叶えていただきました。
薪でまかない食を作り、残り火で子供達はマシュマロを焼いてました。
渡した串が短く、植物の乾燥した茎に刺して焼いてました。知恵ありますねー。
大きな子供ちゃんが小さな子の面倒を見てくれたり、お片付けを手伝ってくれたり。おままごとが始まったり。濡れたのかな?育ったハーブの上に干し物があったり、冬眠中のカエルが掘りおこされ(笑)捕まえたし袋ちょうだい。息できんから穴あけるしハサミもー。と一匹づつ袋に捕獲。後でこっそり逃してあげました。
みんなでお昼〜。
薪でじっくり時間をかけてとった鶏と豚ガラスープ、魚の糠床焼き、へしこなれずし、発酵パテ、畑で取ったカラスノエンドウやナズナをサラダに。そうです食べられる草を知っている、火を起こせるとどんな時も安心。
誰かの指示じゃなく、こうする?こうのほうがいい?と知恵を出し合い全てが自由〜。
こう有るべきが無いって、色んな発想や知恵や工夫を持ち寄れる。
このわちゃわちゃな感じって、とっても楽しいらしい。
みんなが笑顔で、ワクワクして、整えられて行く空間が、益々心地よくなって行く。その場に身を置いているだけで、すごく幸せ〜。
自然界の循環の中に身を置くってこういう事なんだろうな。
小倉ヒラク君がいっていた
「発酵させるとよみがえり、衰退していた土地がよみがえり、分離していたコミニュティがよみがえり、水と土がよみがえる。
目には見えない菌たちがよく働くと、ばらばらになっていた関係性が結びなおされる」
コロナの状況の今、何が大切なのか?
前日伺った「食・病・住の自立」の場所でも、大切なことを教えていただきました。
生きる力は知恵と工夫、そしてコミュニティの大切さ。
暮らしの知恵を受け継ぎ、次世代へ繋いでいく実践の場。
発酵舎mammaもみなさんと共に、知恵と工夫を紡いでいけたらと思います。