発酵料理家たやまさこです。
この冬は雪雪雪で、へしこワークショップは2回の開催となりましたが、良い鯖で漬けることが出来ました。
一般的にへしこは、鯖の脂がのっていないものを使われます。が!鯖の脂にはDHAやEPAなどのω-3脂肪酸が含まれているので、うちでは脂ののったサバを使っています。
鯖をおろすと手に脂がつくんです。脂ののったサバをへしこにすると、出来上がり身が虹色に輝くことも。
何故その工程が必要なのか?を理解すると、他への応用に使えます。
目的を明確にすること、知識の中の何を選択するか?
目的がずれると、選択も完成度もズレます。
食材を切る工程も、目的によって切り方が変わります。
お教室では、何のために?目的は?どう仕上げたいですか?と質問させていただきます。
七輪でお料理する時、焼くことが目的で、どう仕上げるかがイメージ出来ていないと、水分が飛びすぎてパサパサになったり焦げたりします。
私のお教室はレシピがありません。それは真髄にふれ、自分の感覚を磨いていただきたいから。
お料理を通して人生を知る。