発酵料理家たやまさこです。
来週のへしこひと樽漬けるよワークショップの鯖、160匹の処理を5名の方が手伝いに来てくださり、どうやったら流れ作業でスムーズに出来るかを、やりながら考えて、3時間程で終わりました。
この「考える」がとても大切で、知恵と工夫に繋がってます。それは、危機管理や自分に必要なモノコトを選択する力にも役立ちます。
皆さんで「こうすれば?」「ではこうはどうでしょう?」と鯖の内臓を抜く人、口から水を入れ汚れを取る人、さばく人、残っていた内臓や血を取る人、さばけたサバの重さを計り塩の量を計る人、鯖に塩をする人。
一通りの工程を皆さんが経験出来るよう、順番に替わりながらされてました。
私から「ああしてこうして」の指示はなく。皆さん自主的に、ほんと素晴らしいです。
私のHPやInstagram、Facebookからイベントやお教室へお申込みくださる。
お会いして居なくても、何かを感じていただいてるのかな?
はい。肩書色々書いていません(笑)
仕事を始めて、依頼をいただくとプロフィールに書く経歴がなくて(笑)お料理教室何箇所か行ったこと、老舗のお料理屋さんでおなじみ枠持ってることくらいで、人に承認していただけるものがなくて。
肩書きが欲しくて、その時、民間の認定講座を受講しました。1日で取れるものもあるし、理解が浅くても認定をもらえる。
発酵もお金かけて民間の認定いただきましたが、そこでいただいたテキストを使って講座をすることもしませんでした。
理由はしっくりこなかったから。
30代で調理師免許を取得。
色んな発酵のお教室がありますが、レシピやマニュアルを必要とされない方々がお越しになっているのかも?
私が感じている発酵の深さは、自然の営みのリズムに乗っている。こうかな?が自然と閃く。そんなお話もしながらの3時間でした。
今年は暖冬なので、へしこワークショップは2月いっぱいで終わらさせていただきます。
今日は福井からご参加いただいた方から「へしこの熟鮓」の作り方を教えていただいたので、今あるへしこで漬けてみます。