発酵料理家たやまさこです。
毎年4月29日に行われている力士祭り
このお祭は、海津港が北陸から京への塩や米の輸送基地として賑わっていた約300年前から始まったといわれていて、その当時、回船問屋(かいせんどんや)で働く若者たちが力士をまねて化粧まわしを着け、美しさを競ったのが始まりといわれています。
そして「海津祭のうた」を歌いながら巡行が始まり
祭り祭りと待つのが祭り 待つのが祭り(繰り返し)後のごえんはなにゃよかろ アネサンソウデハナイカイナアー
うたえ歌えや海津のまつり 海津のまつり、うたできりょうは下りゃせぬ アネサンソウデハナイカイアー
酒は飲め飲め茶釜で沸かせ 茶釜で沸かせ、御神酒あがらぬ神はない アネサンソウデハナイカイナアー
私しゃ大崎あなたは高木(高木浜) あなたは高木、いつも青々(会を会を)松(待つ)ばかり アネサンソウデハナイカイナアー
貴方と別れて大崎行けば 大崎行けば、松の露やら涙やら アネサンソウデハナイカイナア-
あなた一人の良い声よりも 良い声よりも、まわしうたえや海津の祭、アネサンソウデハナイカイナアー
ほんに良い声あなたの声は あなたの声は、清水(ショウズ)桜の蝉の声、アネサンソウデハナイカイナアー
親の意見とナスビの花は、ナスビの花は、千に一つの無駄はない、アネサンソウデハナイカイナアー
差した杯ゃ中見て飲めや 中見て飲めや、中は鶴亀五葉の松 アネサンソウデハナイカイナアー
とまだ続きますが、昔の人は粋ですね〜✨
今年は初めて夜の巡行を見に行ってきました。
重い神輿を、ヨーイヤサージャーと掛け声を出しながら、神輿を担ぎながら3度シコを踏み、拝殿を回って、また3度シコを踏む✨シコを踏むたび、肩が痛たそう!熱気と活気と男衆の力強さと信念!
すごい迫力でした😍
三日間で100升のお酒がなくなるという、力士祭り✨酒を飲み交わし、親交も深くなり、受け継がれていく地域愛😍
田舎でも地区(自治会)との関わりが薄なってきて、ご近所付き合いも昔ほどなくなってきたけれど、それでもまだまだ人と人の繋がりが残っています。
今の時代、自分に合うモノだけを選択できるし、耳の痛い話をされることも、関係性を深めていくことも少なくなっているような気がします。
ネットで何でも調べる事は出来るけれど、人間性は人と人が触れあって、気づいて学んで成長とともに、育まれていくものなんじゃないかなぁ~と感じています。
そういう「暮らし」がある高島♪私は大好きです。
このゴールデンウイークは、お祭りが満載です!詳しくは高島市の春祭り情報でご覧ください。