発酵料理家たやまさこです。
色んな方から「へしこを漬けたいです」とご要望をいただき、第三弾!開催いたします。今年度はこれが最後となります。次回は11月ころとなりますので~。
三年、毎年漬け続けてあみ出した方法で、一般的ではないですが、「やっぱり他谷さんの漬け方で漬けたい」と召し上がった方がそうおっしゃってくださるので、今回も魚の処理・塩分濃度はそのままで。
今年はなぜひと樽にしたのか?一斗樽に鯖が10匹。糠、鯖、糠と三段出来ます。約一年待って、初めて開けた時の味と、何度か開け閉めしているうちに、空気に触れたり、糠を触る人の常在菌などで味が変化していくんです。
その発酵が変化していく様を、体験していただきたい♪「発酵は家庭の文化」
来年はこうしよう!と工夫が生まれ、経験が積みかなり、あなたも「へしこ名人」に~。
今は色んなマイスターがありますが、一昔前は〇〇名人がその地域にいらっしゃいました。見よう見まねでやってみて、名人にコツを聞いたり、工夫をしたり・・・。そうやって季節の恵みを大切に保存する方法として、塩に漬ける、糠に漬ける、ごはんに漬けるなど、発酵は家庭の中にありました。
今でも、私の住んでいる高島には、色んな名人がいらっしゃいます。初もん出したし食べるけぇ~と鮒ずしが届いたり、アユやエビ豆炊いたし食べるけぇ~。漬けもん漬かったし食べるけぇ~。
そういう人と人の営みがある暮らし。高島で味わえるコト♪
ひと樽へしこ漬けワークショップ(薪で大豆を蒸すこだわりの味噌作り同時開催)
日時 3月11日(日)11:00~
場所 ハーブの家(高島武曽横山)
参加費 20,000円(塩に漬けた鯖10匹・糠・鷹の爪・麹・袋代込み)
持ち物 一斗樽(直径35cmくらい)漬けた樽はご自宅にて保管して下さい。
お昼ご一緒される方は、お料理一品持ち寄り
ご参加希望の方は、ご連絡ください。
一家にひと樽へしこ♪