発酵料理家たやまさこです。
もともと発酵食が並ぶ家庭でしたが、甘酒や醤油麹・塩麴・醤などの発酵調味料を使って、毎日お料理の仕事をしていると、口から入る発酵料理と、作る工程で手から浸透する発酵が相まって、腸内環境がさらに良くなりました。
醤は、その中でも一番分解力が高い発酵調味料♪
毎日の生活で、醤を混ぜる・ぬか床を混ぜる(ぬか床を混ぜてから醤を混ぜると、ぬか床の菌に醤がやられるのでご注意ください)味噌汁を飲む・甘酒などの発酵調味料と食材を混ぜる・発酵料理を食べる。
発酵料理を食べるプラス、発酵調味料を育てたり使っていると、自分の手が「発酵する手」になっていくのを実感しています。
発酵する手に育てる。
いい菌がついた手で作られたお料理は、食べた人を元気にしてくれているように感じます。
先日ケータリングにお伺いした先で、たやさんのお料理は生きてる~♪食べると元気が出ます!と感想をいただきました。
そうなんです!昔のお母さんの手は発酵してました。
その発酵した手で作ったお料理を家族が食べて、健康管理にも繋がっていました。
家の周りには発酵食が保管されていたり、家までもが発酵していた昔の暮らし。
今は昔のように、全てを手作りすることは難しいけれど、天然醸造の調味料や手軽に作れる醤を育てたり、甘酒・醤油麹や塩麴をヨーグルトメーカーで作ってストックしたり、今の時代だから出来ること。
いつもの食事にちょっと発酵を取り入れる。
お醤油を醤油麹に変えたり、市販のドレッシングに自家製甘酒を混ぜたり、マヨネーズに醤油麹を混ぜても美味しいですよ。
お料理教室でも、こんなに簡単に取り入れることが出来るんですね~。もっと難しいことかと思っていました。と感激の声をいただいてます。