発酵料理家たやまさこです。
先日艸楽園さんへ出張料理に伺いました。
馬やポニーが自由にお散歩、二匹のゴールデンレトリバーが元気に駆けまわっていたり
何棟もの素晴らしい建物がある
千年の想いを紡ぐ場所として、イベントなども開催されています。
今回お声掛けいただき、発酵料理をご参加の皆様に召し上がっていただきました。
朝〆鶏手羽は甘酒と醤油麹に漬けて、酒とみりんで煮ました。
高野豆腐は甘酒に漬けて卵に混ぜて焼き、マグロは塩麴に漬けてフライに。
びわますは塩麴に漬けて、オイルを少しかけて焼きました。
豆乳豆腐・自家製へしこ・焼き野菜と発酵調味料
ご飯は一分つき無農薬米を愛農かまどで、食事の時間に合わせて、スタッフの方が上手に炊かれてました。
雨のはずがお月様が出て、素晴らしい空間に。
二日目のランチは
炒ったおからを甘酒に漬けたおからサラダ・野菜オムレツ・朝〆鶏低温調理鶏ハム・豚肉とこんにゃくのしぐれ煮・カボチャコロッケ
緑あふれる小さな村のような、艸楽園
千年持つようにと宮大工さんが建てられた建物を拝見すると、知恵と工夫の素晴らしさに感動~
今、私が住んでいる家の外壁ひび割れなどの修繕が15年に一度。今年がその時で、今年修繕してもまた15年後私は75歳、次の15年はどうするの?
そう考えると、木造は違うメンテナンス必要だろうけれど、15年というくくりではなく、外壁塗装剤が空気中に漂うこともなく、最後土に戻る。
山から木を伐り出し、家を建てる。
うちの縁側や発酵小屋は晴耕舎さんに板倉造りで建ててもらっていて、昔はこうだったなぁ~と。
この縁側、とっても心地がいいです。
当たり前だったことが、特別なことになった今
発酵も当たり前の暮らしだったけれど、いつしか暮らしから姿を消し始めて、今はビジネス化になりつつ。
発酵を摂り入れる情報がたくさんあるのは素晴らしいことですが、見極めることも大事だなと思います。
暮らしに何をとり入れる?
何を次の世代にバトンを渡したい?
自分に問いかけています。
無理なく少しずつ