発酵料理家たやまさこです。
先日、たいさんじ風花の丘にて、鮒ずしを食べ尽くす会が開催されました。
お一人様1匹の鮒ずしを持参していただき、なんと14匹がずらり、自家製から色んなお店の鮒ずしが並びました。
ご家庭でも簡単に取り入れる鮒ずし料理を担当させていただきました。
ご自身で持ってこられた鮒ずしを切っていただき
何故うまく切れないのか?
まな板と自分の体の位置、引き切りする時の腕の稼働率のお話もさせていただきました。
お料理って包丁の切れ味・包丁の使い方・切り方から始まってるんです。
私がお料理屋さんに伺う時、カウンターを希望するのは、料理人さんの働きを目の前で見るためです。
学びを深める事は続きます。
14種類の鮒を取り分けていただき
鮒ずしの飯を混ぜてすし飯と、地元お母さんが作られたお漬物を巻く手巻き寿司。
鮒ずしのお吸い物は、お椀持参させていただきました。
濃いめの昆布出しに、塩。添え物の春菊を茹でる時、だしで茹でると水っぽくならないんです。
鮒ずしの飯でドレッシングを作りました。
スライスしたリンゴにクリームチーズに鮒ずし飯を混ぜてサンド!
せっかく鮒ずしが揃うのに、味気ない器に盛るのは忍びないね。とスタッフの方と話していたら、工房ギャラリーim Feld主宰の伊東さんが素晴らしい器をご提供いただきました。
鮒ずしを食べ尽くす会がクオリティーの高い会となりました。
伊東さんありがとうございます。
ナレズシ文化と琵琶湖システムのお話付きの、鮒ずしに目一杯触れていただいた日となりました。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
14切の鮒ずし!皆さん小さな鮒ずしなら一匹分食べられたことに。
体が軽い!快腸!
ハードルが高かった鮒ずしが身近に感じられました~とご感想をいただき、嬉しかったです。
発酵は暮らしです。