発酵料理家たやまさこです。
連日子供たちも参加の味噌作りでした。
火の番をしてくれたり、雪のある畑を駆け回ったり、部屋に基地を作ったり。
お昼にイチゴサンドを作ったので、生クリームの泡立てを子供たちにお願して、何故かクロも参加(笑)
麹と塩を混ぜ合わせる説明を子供たちに。
つぶした大豆と塩切麹を混ぜて、樽の中へ投入!
空気が入らないように押して、嫌気性状態にするのは、発酵するとぷくぷく菌が活動して味噌の中に空洞ができやすくなるのを防ぐため。
ラップとかで表面をきっちり密閉したつもりでも、味噌の中のガス(空洞)が上に上がって、味噌の表面が空気に触れると余計なカビと酵母が生えやすくなります。
カビにやられないようにするには
・糠に酢を混ぜて袋に入れておく
・去年の味噌を上に塗る(1cm厚さ)
・酒粕を上に塗る
・塩をおく
・ラップを空気に触れないようはる(これはカビが生える確率が高い)
やり方は様々
うちは酒粕を塗っています。酒粕と味噌が合わさって、その部分は漬け床やカス汁などに活用しています。
みんなで作る。
あの時、他谷さんちで食べたアレ美味しかったなぁ~
あの時、楽しかったなぁ~
と子供たちは、思い出して日常の会話に私が出てくるそうです。
体験が味と共に思い出になっていく。
母にとっても孫やひ孫、そして血は繋がっていないけれど、互いを思いやれる方々との時間。
1週間遅れのお誕生日をお祝いしていただきました。みんなが持ってきてくれたイチゴをケーキの代りに。
お誕生日のローソクは、隣に座っていたA君がフーと吹き消してくれました(笑)
発酵舎mammaは暮らし・人との繋がり・自分を振り返る時間であったり・気づきがいっぱいあるそうです。
人生の豊かさは、自分の中の気づきをどれだけ体験していくか?なのかなと思います。
来週は大人メンバーさんで、味噌作りと発酵料理を楽しむ会を企画していただきました。
皆さんも、こんなことがやってみたい!とかありましたらぜひお問い合わせください。
心地いい空間に対価をいただく循環。