発酵料理家たやまさこです。
今ぬか床は袋に入って販売されるとても便利な時代。
最初は美味しく漬かっても、どんどんまずくなって収拾がつかない。
漬ける野菜のバランスや、塩。
そしてぬか床の温度や漬ける人の手によって、私たちが好む菌たちが住みやすいか住みにくいか。
なんと!何十年も続いた我が家のぬか床が、ダメになりました。
原因は、大きな樽で漬けていたのに、食べる人が少なくなり、漬ける量が菌達には足りなかった。何とか残そうと頑張ってみましたが、努力の甲斐なく・・・。
ちなみに、酪酸菌が活発になるとシンナー臭がしたり、酵母菌が活発になるとアルコール臭がしたり。一度出して空気に触れさせてあげると、改善することがあります。
去年新たに漬けだしたぬか床の鉢は、紫香楽ラボさんからお預かりしたぬか漬け鉢。
発酵具合は全く違ってて、数か月たったら糠がペースト状に!塩を足したり糠を足したり、微調整してますが、バランス崩す時もあります。
そういう時は、慌てず、糠を食べ、私が今まで食べたものの記憶を辿り、何が足りなくて何がありすぎるかを探り、菌達にヒントをもらいます。
文章にすると???ですよね(笑)
ようは閃きです。
毎日、発酵料理を作り、食べ、ぬか漬けなど手で触り、カラダの中と外が整っていく感覚。
私がメニュー提案させていただく時も、好みをお伺いして、この閃きを使います。
発酵に触れる日々は、この閃きの感度をあげてくれます。
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発酵・菌・地球へ