発酵料理家たやまさこです。
ニンニクが出回る時期良く作る、ニンニクの塩水漬け。
ニンニク風にしたいけれど、ニンニクを入れると強すぎる時や、お料理のアクセントに液体を使ったり、漬けたニンニクも使えます。
私は塩水がなくなると、水の重量を計り塩を入れ、1回目入れたニンニクを何度か使っています。
【材料】
消毒した瓶・瓶底にひと並びするくらいのニンニク・塩・水
【作り方】
瓶を計りにのせて重さを「0」設定。
ニンニクを入れて、
水を注ぎ、その重さに3%か5%の塩を加えて、蓋をして軽く振ってください。
4〜7日常温で1日一回蓋を開けてください。出来上がりはニンニクの美味しそうな香りがすれば完成。(開けるとシュワシュワと小さな泡が出てきます)
その後は冷蔵庫保存。
3%と5%の塩分濃度の違いを実験してみてください。
どちらにも良さがあります。長期保存に向いている塩分濃度を知る事は、発酵を仕込む上でとても大切な事です。
発酵の経験値は自分で考えて仕込むと、あの時の失敗はなぜ起こったのかがわかってきます。
先人達はレシピがなくても聞き伝えと工夫で、私たちに知恵を残してくれました。
自分で考える術を身につけていただきたい。発酵舎mammaで開催の発酵料理教室は感じる力・考える力・生きる力を大切にしています。