発酵料理家たやまさこです。
12月25日BS朝日放送にて、森枝シェフ「寿司」のルーツを探る旅で、高島で収録された映像が流れました。
高島市安曇川町にある川魚屋よし梅さんで鮒寿司の樽をあけ、獲れたフナを塩漬けしてから、ご飯に漬ける「発酵食文化」に触れ、食へのあり方のヒントに!
まさにフードロスの少ない暮らし。
採れすぎた野菜などは、漬物にしたり干したり、お裾分けしたり、それでも食べきれない野菜は畑へかえす暮らしをしている人も多くいます。
ぶつぶつ交換でも暮らせるんじゃないか?と思うほど、頂き物が多いです。
発酵舎mammaの畑で、柚子やツルクビカボチャなどを収穫し、鮒寿司を使って、森枝シェフとお料理して、とっても楽しかったです。
高島の暮らしは、自然の恩恵を無駄にする事なく食べる。
撮影の前、高島へ下見に来てくださった時、私が感じている高島の暮らしをお伝えしました。
受け継がれてきた文化がある。
暮らしがある。
人間主体ではなく、自然に寄り添い守りをさせていただく「守り文化」守りと書いて「もり」
琵琶湖と山の繋がりや、水を大切にしている事、そして清らかな水の恩恵を受けている事。四季を感じ、旬の恵を採りいける環境。
道に猿も出ます(笑)
自然の中に住んでいるような、高島。
番組、見ていただいた方いらっしゃるかな?
約2日間撮ってくださった内容が、素敵になっていて、あの楽しくワクワクした日を思い出し大興奮でした(笑)
ご縁をいただけ、心から感謝申し上げます。
連絡をくださった森枝シェフをはじめ、高柳さん、石川さん、スタッフの皆様、ありがとうございました。
プロフェッショナルな方々との時間は、とても刺激的で世界観がぱっと広がりました。
余韻に浸る間なく(笑)発酵おせちの準備も始まり、先日は浜へ松葉をいただきに。
12月なのに春のような日差しの琵琶湖と、たった一日違いで空と琵琶湖の境界線がない水彩画のような景色にも出会えました。