発酵料理家たやまさこです。
今回で3回目となる、九州南小国での発酵料理提案。
寒い高島から、ついた博多はとても暖かく。
博多から2時間半高速バスで、南小国町へ。到着後、発酵料理教室の打ち合わせをして。買い出しに行ったきよらカァサさんで、牡蠣フェアをしていて、焼き牡蠣にしていただきました。
焼いても縮まなくてプリップリで美味しかったです。次の日の打ち合わせと段取りを済ませて、宿泊先の黒川温泉へ送っていただきました。お部屋がなんと「琵琶」
高島と同じで、南小国は水とお米が美味しくって、水が美味しい所はお米も美味しい!ほんとですねー。
景色もとってもよくて、担い手がいなくて耕作放棄地であろう田畑も、綺麗に草刈りされていて、放置じゃないんです。精神性が高くって素晴らしい〜。
次の日は朝からお山にあるごんべえ村旬菜料理「畑暦」さんへ、試作品作りに伺いました。
そこには工夫された丁寧な暮らしが!
装飾のセンスが良くて
あるものを利用して
季節を大切にされていて、空間に居ると、心が温かくなりました。次回はプライベートでお泊りしたい。
午後は別の方々に、ご要望頂いた内容をお伝えして、夕方またお山にお伺いすると、お手製ドライケーキとコーヒーを淹れて下さって。ドライフルーツもお手製、色んな瓶に保存ものが。いっぱい伺いたい事が(笑)
ボールの中にヒラヒラのふやけた板みたいなのが入ってあって、お聞きすると、干し筍をメンマにされるとの事。
暮らしの中に知恵と工夫があるのは、内容は違えど、どこも同じですね。
受け継げる間にその知恵と工夫を、教えていただく。そしてまた次の代へバトンを渡す。その中間に今の私達は居るんだなぁ〜としみじみ感じました。
繰り返し繰り返し、教えていただく中で身につく感覚。そんな時間をこれからも大切にしてゆきます。
しみしていると、大根の甘酢漬けも出していただきました。
テーブルにはきになる瓶が!しょんしょんといって、麦麹、大豆、醤油、昆布が入った、もろみのようなもの。
麦麹があるので、一度作ってみます。
夜と次の日のお話は次回。