発酵料理家たやまさこです。
平日と土曜の連日、兵庫、大阪、岐阜、京都からもご参加いただきありがとうございます。
雪の心配がありましたが、皆さま無事到着されました。
最近、去年漬けられた方が、色んな方に食べていただいてらっしゃるようで、漬けたい方や買いたいとご連絡をいただく事が増えております。
へしこの漬け方がどんどん広がると、自分が考えたように発信する人も出て来るから、気をつけてね。と心配してくださる方も多く、そうやって思っていただけ有難いです。レシピを公開しないようにとか、大切なポイントを半分だけ伝えるとか、出来ない性格です(笑)包み隠さず、毎回熱弁(笑)
真似しようにも深すぎて、かっさらって行けない(笑)
昔から食べた人が美味しいと思ったものを、自分の地域でもやってみて、その地域のやり方になっていったものもあるんだと思います。私の考えた究極のへしこが皆さんに受け入れてもらえて、伝承され続けていただけたら嬉しいです。
去年島根の群言堂さんスタッフさん達がへしこ漬けを学びに、高島に来てくださり、徐々に究極のへしこが広がりつつ。
材料が揃えられると、どこでも美味しへしこが出来ます。
今回も無農薬の糠はグリーン藤栄さんから購入。高島は安心の農家さんが沢山いてくださるお陰で、無農薬の糠を大量に使えています。糠をお取り寄せして、塩も送料がかかっていると(お塩は三重の友人が持って来てくれたんです。ありがたい)どんどん参加費がupしちゃう。色んな方のお気持ちで、立派な鮮度の良い鯖を使った究極のへしこ作りが出来ています。感謝♪
鯖は口から割り箸を入れて、筒抜きしてから背開きし、骨に沿ってついている血の塊を綺麗にとって、洗い流します。
開いた身に水がかかって劣化しないよう、魚の持ち方、水のかけ方をお伝えしてます。
バットを斜めにして、鯖の頭を下にして、残っていた臭みのエキスを口から出るように立てておきます。
塩をして一週冷蔵保存した鯖を、容器に出して、鯖から出た魚醤を糠に混ぜて。
糠と魚醤の混ぜ方、硬さもレクチャー
糠と鯖を樽に詰めて。あとは樽の重さと同等の重石を乗せて、上から袋をかけて、紐で周りをぐるぐる巻いて縛ってください。
重石の重さで、柔らかい身にも、生ハム風なしまった身にもお好みで仕上げられるんです
理論と感覚を自由に使いこなした、究極のへしこ。
第3弾2月2、4日
第4弾3月2、3、4日となります。
その他、希望日ありましたらお問い合わせください。