発酵料理家たやまさこです。
高島では弁当忘れても、傘忘れるな!とことわざがある程、秋から冬へ移り変わる頃、晴れたと思っていたら、空が灰色に覆われ雨が降り出します。
ひと雨ごとに冬になっていくんです。
その気候のお陰で、虹によく出逢います。
綺麗なアーチ型の虹に出会えたり✨よく見ると、二重の虹
朝晩、霜が降り、野菜は自分の身を守る為に、甘くなっていきます。冬の鍋に欠かせないネギは、雪が降ってからが柔らかくて美味しいので、高島では「雪が降らんとねぎが美味しならんなぁ~」と、ご年配の方はおっしゃいます。
冬になると「漬物つけたし」と色んな方からおすそ分けをいただいたり、うちは八百屋さん?って程、お野菜を同時にいただいたり、またそれをおすそ分けしたり😊
うちの両親は丁寧すぎるほど、人付き合いをして来てくれたから、私は恩恵をいただけてるんだと思います。
父の旧友の方からいただいた、麹つけ
田舎は、なのか高島はなのか、「また行くわ」「また来てや」は社交辞令じゃなく、ほんと本心から言ってる人が多いです。
昔、「○○あったら誘うわ」って話した方に、お誘いの連絡をしたら「ほんとうに誘ってくれた。嬉しい」と言われたことがあって、私はその場限りの会話があるんだーと知りました(笑)
都会から遊びに来る友人達は、高島の風景や人に触れるたび、生きかえるわーと目を輝かせながら言ってくれます。
そんな、ほっと出来る高島。本来の自分に還ることが出来る場所です。