発酵料理家たやまさこです。
手にどれだけ菌がいるのか?培地と
キッコーマン拭き取り検査でしていただきました。(注射器見たいのが拭き取り検査)
14名の中で、桁が違ってて(笑)洗浄前殆どの方が1000単位、その中でも40,000の方もいらっしゃいましたが、私は53,000あったんです。
薬剤でよーく洗って、殆どの方が多くても100単位、私だけダントツの7,000。あんなによく洗ったのに〜。
手洗いをし過ぎると常在菌が居なくなるから、手は洗わないという、発酵の神話をよく聞きます。
洗い過ぎは、ちょっと〜って思いますが、悪さをする菌も居るので!特に6月から9月は繁殖しやすい温度なんです。今回検査をして、常在菌は手洗いしても残る
少し調べたら、通過菌は洗い流されるけれど、常在菌は皮脂線や手のひらのひだなどの深部にいるので今回のように残るみたいです。
私は毎日、糠床、畑漬け、麹を使ったお料理、天然醸造などを使ってお料理して、発酵料理を食べてる生活なので、ますます常在菌の状態が良くなるのかもしれません。
自分の常在菌で自分を守っている
でも勘違いしてはいけない
とあるイベントに参加した時、常在菌を守るため、手洗いしないという方がいらっしゃいました!
様々な菌がついている手(体)
常在菌は発酵に作用はしていると思いますが、不必要に発酵にロマンを持つ危険も感じています。
今、食品加工を学び、 加熱殺菌はPH、AW(水分活性)によって加熱温度が変わることや、120度4分加熱殺菌をなぜしないといけないのか?かが少しづつ理解出来るようにきちんと知るコトって本当に大切です。
塩分、糖分、水分活性、PHを知る事で、腐敗しない、食中毒菌にやられない商品作りが出来たり
小規模だからこそ出来る、良いものを使って作りたての販売
こだわると原価半端ないので(笑)妥協するか、良いものを求めて居るお客様と出会って行くかですね