発酵料理家たやまさこです。
みなさん、醤ってご存知ですか?醤油麹より旨味、分解力がとても高い発酵調味料で、そのまま食べるとお醤油のようで、火を入れると味噌のようでもある。醤油や味噌の原点とも言われている万能調味料。
この醤を使って、分解力を活かす方法や味付けに使うえでのポイントをお話しさせていただきました。
醤は名刀味噌さんのを使っています。
今回は、アオサに醤と昆布出汁を混ぜて簡単佃煮風。
練りゴマと醤、昆布出汁を混ぜて青菜と和えたり
醤の中に一緒につけておいた昆布に、牡蠣をはさんで分解させてから焼いた、お酒のアテにぴったりな醤焼き牡蠣
またまた醤につけた昆布にお造りのサクをはさんで、ずけにしてサラダのトッピングに✨
醤を使う上でのポイントは、醤で味をつけないこと。どれも最後の味が同じになって、飽きてしまうので。
分解力を醤で、味は塩でつける。
鳥胸肉の唐揚げも、醤、昆布出汁、塩でつけると、とても上品な唐揚げになります。
醤油麹より、発酵が進むと味が変化しやすいので、少し作りすぎたかな?という時は色んなバージョンの醤を作るのもオススメです。
皮を剥いたにんにく丸ごと入れたり、生姜のすりおろしを入れたり、辛子を混ぜたりと、殺菌効果のあるものと合わせると保存がききます。