発酵料理家たやまさこです。
昨日は天然酵母パンと発酵料理のコラボ企画!
彦根市天然酵母パン教室Co.mugi 主宰の宮田さんが、パン教室の皆様とハーブの家にパンをいっぱいかかえて来てくださいました。
発酵料理は和食のイメージが強いと思いますが、麹の分解力を活かすと色んなお料理が作れるんです。
今回のMenuは
醸しタンドりーチキン・醸しアクアパッツア・醸し鹿肉の煮込み
醸しエビミンチコロッケ・醸しおからサラダ・いろんな菜の花・焼きカボチャ・平飼い卵スクランブル
ディップは
フナズシクリームチーズ・へしこバター・なっとうでぃっぷ
米マヨ(ヤサカ商品)・甘酒ケチャップ
前日にzundo耕園さんで、いろんな菜の花を味見させていただいて、お料理のイメージに合う菜の花をご用意させていただきました。
みなさん、菜の花って「菜の花」という野菜があるって思ってらっしゃる方も多いようですが(スーパーで春になると黄色い花をつけたものを想像されますよね)
アブラナ科アブラナ属の花の総称なんです。野菜の種類によって、菜の花の味も全然違うんですよ~。
今回ご用意したのは、パースニップ・ルタバカ・小松菜・カブ・大根・コラード・あと写真にはないですがコリアンダー(パクチーが苦手な私ですが、すっごく美味しかったです)
醸しアクアパッツアや醸し鹿肉の煮込みは、コンソメなどのスープを一切使わず、分解した旨味と、野菜の甘味、塩で味をつけただけでとっても深みのある味に♪
醸しエビミンチコロッケと焼きかぼちゃ
デザートは鮒ずしの乳酸菌から作られた植物性ヨーグルトアレルノンをお出しして、高島は水が美味しく、発酵に適した環境で「発酵食文化」が根付いていることなどもお話させていただいたり😊
発酵を簡単に取り入れられる、みそ湯や天然醸造調味料のお話、発酵は環境でも作る人でも、マニュアル通りにならないこと、目には見えない言葉も持たない「発酵の世界」から何を感じて寄り添えるかは、経験を積んで「発酵の今」を見極める力。
それは、思考だけでも、感覚だけでもないんだと思います。うまく説明できませんが・・・・。
教えてもらったことを何度も何度もやっていくうちに、「自分」の中で手ごたえを感じる時があったり、何となく、こうすればこうなるんちゃうかなぁ~と勘が働いたり。
昔の人がそうしてきたように、私達にも備わっている叡智。そんなお話もさせていただきながら、楽しい時間を一緒に過ごさせていただきました。
宮田さん、素敵な機会をありがとうございます
快くお手伝いに来てくださったfuitaさんのお陰で、バタバタすることなく、お料理をお出しすることが出来ました。ありがとうございます✨