発酵料理家たやまさこです。
母の日常の動作の中で、オムツ交換時腰を上げる、ズボンを履く時足を上げる、寝返りをうつ、着替える時自分で袖に手を通す、ボタンを止める、ベットから足を下ろす、上半身を起こす、ベットから車椅子へ移動時足を地につけて踏ん張る、移動時一二歩歩くなどを根気よくやってきました。
3月末からデイサービスに行き出し、施設でトイレ誘導をしてもらったようで、4月始めトイレで用を足すと言い出した母。
4月14日歩行器を借りて、トイレに誘導の練習をする予定で、道具もなく!私も車椅子からポータブル誘導の経験のみ!
そうだ家にあるもので、手すりになるものと歩行器の代わりを探し。
なんとかなるものですね〜。家にあった簡易の物干しで手すりを、小さな机を歩行器代わりに。初めてだったけれど上手く出来ました。
歩行器で移動し、トイレで用をたせるようになった母は自信もついたようです。何度か家のあり合わせの道具でトイレに行きました。
次の週歩行器が届き、1日1回から2回
どんどん体力もついてきて、朝から夕方まで起き、途中トイレに行く。
リハビリがある日も、同じように過ごせてます。
車椅子移動から、夕食は歩行器でキッチンまで移動して椅子に座って食事をするようになりました。
毎食発酵料理全て完食!
デイサービスに行きたくなくて、仮病が使えるくらい(笑)元気になりました。
行けたご褒美は、母の大好きなお寿司。
たまに、2歳の可愛いお友達も遊びに来てくれます。一緒におやつ食べたり、折り紙したり。お世話される側から、お世話する側になる母にとって、良い刺激になるみたいです。
一人で歩けない以外は、元気だった時の母になりつつ。
退院からもうすぐ8ヶ月。
在宅介護を始める前、多くの方から「大変やで〜」と心配していただきました。
大変にならなかったのは、どうしたら良いかわからない時、介護のアドバイスをくれる友人、ケアマネさん、訪問看護師さんや理学療法士さんと一丸となってチームを組めているから。そして、私が出かける時、留守番に来てくれる姉達のお陰で、煮詰まることなく、楽しく在宅介護が出来ています。
そして、自分がやってきた発酵料理の成果が実証。
食べたものから排泄まで確認できるって、私にとってありがたい環境です。
歩行器で動けるようになると、排便がよりスムーズに。
トイレに行くならリハビリパンツが良いと勧めていただいたけれど、
リハビリパンツにすると、厚みがオムツに比べて薄いのと、胴回りのギャザーが痒みの原因になったり、尾骶骨の辺りがただれたり。
オムツにするとトイレで外しにくい。悩ましいオムツ事情(苦笑)
色々やった結果、大きめのオムツをリハビリパンツのように使う事に。